理事長挨拶 ■理事長挨拶 社会福祉法人同仁会のホームページをご覧いただきありがとうございます。 令和5年6月の理事会で、遠迫美由紀理事長の後任として、理事長の大役を仰せつかりました山岡宏行です。前理事長同様よろしくお願いいたします。 同仁会の各事業所の中で「のぞみ園」が、障害のある人にとって県南の優れた中核事業所であることはご存知の通りです。スタッフの皆様、ならびにご家族様、さらには事業に理解がある地元の皆様の絶大なご支援のおかげだと心から深く感謝申し上げます。 さて、小生の「のぞみ園」との関わりを一言。昭和63年頃から障害のある子と生計を共にしている親亡き後の悩みを解決したいとの全会員の切望として、「わが子が入居し、自立を目指し職業訓練もできる施設ができれば」を活動方針と決定。先ず建設資金集めでは、小豆島の素麺等の販売、会員有志の寄付金集めのお願い等々、頑張っても建設資金には、ほど遠い金額でしたが、会の関係者が一番燃えた時でもありました。更に、施設建設場所探しでは荘内地区の山歩き等で、足腰が鍛えられました。紆余曲折はありましたが、現「のぞみ園」園長の濵川理事等多くの人のご尽力による入所施設の誕生でした。 同仁会は隣人愛・共同・自立の3つの精神と、基本的人権・共同と連帯・自立の3つの理念のもと、ニーズに応える体制づくりを推進して参りました。 親が望んで立ち上げた若年者の入所施設「のぞみ園」でしたが30余年経った現在、「のぞみ園」の立ち上げ当時若かった昭和生まれの大半の親が充実した高齢者福祉施設への入所を考える年になってきた今日ですが、ただ流されることなく健全な福祉施設完成のために、同仁会発展のため、皆様のご支援ご協力をお願い申し上げ着任の挨拶とさせていただきます。 令和5年6月30日 理事長 山岡 宏行